どうもこんにちは、フモトです。
みなさんはマクロ写真はお好きですか?
そうそう、マクロとは小さな被写体を大きく写す撮影技法のことです。どこにでもある身近なものや生き物を、ただ大きく拡大して撮るだけで神秘的な存在に変えてしまうマクロ写真は、多くの人の心を惹きつけてやみません。
![てんとう虫のマクロ写真](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/20200719-P1307763-1024x768.jpg)
今回はそんな神秘的なマクロ写真の魅力と、マクロ写真とは何かについてお話していきたいと思います。…なーんて言っても筆者もマクロ撮影は素人。皆さんと一緒にマクロについて学んで行きたいと思いますので、どうぞ最後までお付き合いいただけますと幸いです。
以下目次
- マクロ写真とは
- マクロ写真の魅力
- マクロ写真はどんなレンズで撮れる?
- マクロ撮影のポイント
- まとめ
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目次
1.マクロ写真とは
![綺麗なゴミムシ](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/20200719-P1307727-1024x768.jpg)
マクロ写真とは、小さな被写体を大きく撮ったものがマクロ写真と呼ばれています。接近して撮ることや背景が大きくボケている事を定義の一つとして提唱している意見もみられますが、背景ボケはマクロの撮影状況から光学的に発生しやすくなっているだけですし、SIGMA APO MACRO 180mmのような離れても撮れるマクロレンズもあったりするので違うのかなと。なんか曖昧ですね。
2.マクロ写真の魅力
![](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/P1307776-1024x768.jpg)
マクロ写真の魅力はなんといっても、非日常感溢れる雰囲気ではないでしょうか。普段目にしたことがあるものでも、マクロ撮影をすればこの通り。ただのセミの抜け殻が、とても神秘的なものに見えてきませんか?
![ベゴニアの花](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/P1307779-1024x768.jpg)
先の項で少し触れましたが、マクロ撮影はカメラと被写体との距離が非常に近くなるため、大きなボケ効果を得られます。また、被写体を非常に大きく写すということは画角内に入ってくる被写体の数も限られるということなので、全体の色合いが統一しやすく、簡単に非日常感のある写真を撮ることができます。「物珍しい、撮りたくなる被写体がないわ〜」って嘆いてる人に、うってつけの撮影技法ですね!
3.マクロはどんなレンズで撮れる?
![7 Artisans 60mm f2.8](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/DSCF2031-1024x683.jpg)
「あ、マクロレンズ持ってないわ〜」って人も大丈夫!マクロ写真を撮るためには、専用のレンズは必要ありません。もちろん被写体を大きく撮れるマクロレンズもありますが、マクロレンズでなくてもマクロ写真は撮れるのです。
![雨に濡れた紫陽花](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_9339-1024x683.jpg)
…ちょっとややこしい話になってしまいましたね。じゃあどんなレンズでもマクロ撮影できるのかと言われると、実はそうでもありません。マクロ撮影の重要な要素に最大投影倍率というものがあります。
![](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/DI_IMG_5780-1024x683.jpg)
最大投影倍率とはセンサーサイズに対して最短撮影距離でどれだけ大きく写せるかという数値です。例えばフルサイズカメラはセンサーが36mm × 24mmなので、最大投影倍率が1倍のレンズを装着すると、最短撮影距離の位置に36mm × 24mmの被写体があれば画面いっぱいに等倍で撮れるということになります…はい、ちょっと何言ってるのか分かんないですね。
まぁ、最大投影倍率が大きいレンズならオッケーという程度に覚えてもらえればいいんじゃ無いかと。ちなみに大きいといってもマクロレンズなら1倍程度で、他は1倍以下のものがほとんどです。なお、マイクロフォーサーズでは最大投影倍率を×2の数値で表記されることもあります。この辺りは画角とセンサーサイズの関係と一緒ですね。
4.マクロ撮影のポイント
![](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/20200718-P1307682-1024x768.jpg)
ここからは私の体験を元に書いていきたいと思います。先日、野外で熱中症寸前まで虫を追っかけ回していた経験が役に立って嬉しい限り。
明るいレンズを持っていらっしゃる方が開放で撮りたくなる気持ちはよ〜くわかります。しかし、マクロ撮影は被写体との距離が非常に近くなり、焦点距離も浅くなるためピント合わせがとてもシビアになります。また被写体も小さいものを狙っているとカメラがわずか数センチずれただけでもボケボケの写真を量産してしまうことにもなりますので、被写体をはっきりと撮りたい場合は、できるだけ絞りを意識して撮るようにしましょう。まあ、マクロ撮影は絞っていても十分ボケますからね。
![](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/hageIMGL0554-1024x683.jpg)
その1.に関連したことですが、絞ると当然画面が暗くなってしまいますよね。加えて虫のような動く被写体を撮影する場合はシャッタースピードを上げて撮る必要があるので、夜間撮影と同じように暗いシーンで被写体を止めて撮るためにはフラッシュが効果を発揮してくれます。なお、レンズに取り付けるマクロ撮影用のライトなどもありますので、本格的にマクロ撮影したい方はそちらも検討されてはいかがでしょうか。
![AF/MF](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/06/DSCF1958-1024x683.jpg)
マクロってじっくり狙って撮るイメージあるじゃないですか。だから私は「マクロにAFなんていらないんじゃない?」って思ってたんですよね。でも野外で昆虫を撮影を狙っていると、これがものすご〜〜〜く難しいんですよ。
![](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/20200718-P1307654-1024x768.jpg)
特に昆虫は難易度が高く、止まっている虫を逃さないためにフォーカスリングを動く動作すら神経を使うんですよね。まだ動きの鈍い甲虫なら撮りやすいのですが、トンボなんて散々追っかけ回してやっと止まったと思ったら、首を傾げただけでピントが外れたり、どんだけハードモードなんですか…。
![](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/20200718-P1307694-1-1024x768.jpg)
以上の理由から、特にマクロ初心者の方にはAF有りのレンズをオススメするよ!これからマクロを始めるカメラマン達には、どうか筆者の失敗を乗り越えていって欲しい。
5.まとめ
![](https://fumoto-lab.com/wp-content/uploads/2020/07/P1307783-1024x768.jpg)
さて、そろそろマクロ写真を撮りたくなってきた方もいるんじゃないでしょうか。筆者もまだまだマクロを始めたばかりなので、みなさんと一緒に学んでいけたら幸いです。
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!