海外の情報サイトNikon RumorsからNikon Z9に関する噂が掲載されていたのでご紹介いたします。
噂の内容は以下
・Z9の発売は2021年秋頃を予定している
・2021年の東京オリンピックでZ9のプロトタイプがテストされるかもしれない
・その際は新型のミラーレス用Z 400mm f /2.8レンズも一緒にテストされるかもしれない
・Z9はEOS Rの映像とα9 IIのAF、D6のボディにブラックアウトフリーの電子ビューファインダーを組み合わせたようなものになるだろう
・4600万画素のセンサー(以前の噂では6000万画素と言われていました)
・秒間20コマ連写
・8k 30fps、4k 120 / 60 / 30 fpsの動画を撮影可能
・8k用に設計された新しいEXPEED画像処理エンジン
・改良されたAF(被写体認識AF)
・デュアルスロット(XQD / CFexpress B)
・ISO 64 - 25600 Hi1・Hi2
・解像度の高いブラックアウトフリーの電子ビューファインダー
・新しいUI(D6のようなLCDサブモニターはなし)
・新型バッテリーNikon EN-EL18x
・ギガビットLAN、USB-C、WiFi、GPS
・価格はボディ6000ドル〜7000ドル
NikoRrumorsより記事内容を一部抜粋、翻訳しています。
プロ仕様のフラッグシップモデルにミラーレスが登場するのは初めてですね。SONYとCanonも2021年に同クラスのカメラを登場させるという噂がありますがどうなるんでしょうか。
ここからはニコンに限った話ではありませんが、各社8Kの動画機能を取り入れることに苦心していますが、私としては個人的に8Kの導入は時期尚早だと感じています。なぜならプロ使用のフラッグシップカメラを使用している層は当然スチル撮影がメインになると思いますが、8K動画はスチルとは比べ物にならないほど編集環境に負担をかけるためです。
FHDから4K動画に切り替わったのがここ2〜3年の出来事ですし、その際にも4K編集環境を整えるために大変苦労された話は、動画を専門とされている方からも多く聞こえておりました。これが動画専門でないスチルのユーザーに8Kが撮れるとアピールしたところで、それを使いこなせる方がどれだけいるかは疑問が残るところです。
とはいえ、スチルカメラにおける技術のブレイクスルーはミラーレス化や手振れ補正技術の発明以来パッとするものが余りなく、昨今の動画需要の高まりによってたまたま8Kというスチルと関係が無い(必要かどうかよく分からないが、何か凄そうな)技術が、ハイエンドモデルにおける一つの基準になってしまっている感は否めません。
これが業務用ビデオカメラ業界であればまだ理解できるのですが、これがスチルカメラ業界の話であるとは、少し悲しく感じてしまいますね。私たちスチルのカメラマンをワクワクさせてくれる技術は、そこじゃないんだよ、と…。
もっと頑張れよっ!諦めるなよ!できるっ!できるよニコンっ!(松岡修造風)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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