こんにちは、フモトです。
最近俳句を始めたので、一句読ませていただきます。
「フルサイズ 安くなったと飛びついて レンズのお代を忘れてた」 フモト
やっぱヤメヤメ!マイクロフォーサーズコスパ最強!…ということで、今回はそんなマイクロフォーサーズのコスパ最強レンズLUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 II/POWER O.I.S.を使って県総合防災訓練の様子を撮ってきましたのでご紹介したいと思います!
ちなみに今回の撮影地は愛媛県伊予市双海町にある海岸線の道の駅「ふたみシーサイド公園(ふたみ)」です。県総合防災訓練は2020年8月29日に開催されたものを撮影しました。
当日の天気は晴天、最高気温は35°の猛暑にもかかわらず、訓練開始の数時間前から重装備のまま打ち合わせをする隊員の姿がありました。この様子を見る限りテント貼っている意味がほとんどないような気がするのですが…。そこは流石消防隊員の方々、私のようなデブのおっさんとは鍛え方の次元が違いますね。こちらは待ってるだけでフラフラ。
沖には巡視艇も待機。ちなみに本日の訓練は地震による津波や崖崩れなどの複合的な災害を想定し、筆者が取材した双海シーサイドパークの浜辺と、すぐ近くの山の上にある潮風ふれあい公園の2箇所で開催されていました。巡視艇の他にも航空自衛隊のヘリも出動する非常に本格的で大規模な訓練になっています。ワクワク。
総務省消防庁と書かれたゾディアックボード。因みに豆知識として総務省消防庁と東京消防庁は違う組織らしい。
シーサイドパークには降りませんでしたが、陸上自衛隊のUH-1も飛んでいました。おそらく山側の潮風ふれあい公園の訓練に参加した模様。
午前9:30に訓練が開始されました。津波を想定して沖に流された人を救助するため、砂浜からゾディアックボートが出港します。かなり大型ですね。
沖合に流された人を救助する様子。要救助者に見立てた人形をボートに引き揚げて回収していました。
救助の様子を海上で待機していた巡視艇おきなみも見守っています。
こちらは巡視艇「おきなみ」から下ろされたカッター船(短艇)。要救助者を運んできたようです。
重装備の救急隊もストレッチャーを持って駆けつけてきました。背中に背負っているオレンジのリュックはAED(自動体外式除細動器)でしょうか?
カッター船から要救助者が浜辺に移されるところ。よく見ると船の上で心臓マッサージをしているのが分かります。
要救助者が急いでストレッチャーに載せられています。
要救助者がテントの方に運ばれていきました。ここからExif情報一部追記。
航空自衛隊からUH-60Jも参加。今回LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 II/POWER O.I.S.を使う理由は、ヘリの救助訓練が行われるシーサイドパークが改修中のため全面封鎖されており、会場外から撮影する必要があったため。
コロナの問題もあるので公開訓練にならず残念ですが、マイクロフォーサーズの望遠レンズがあれば手持ちで、高速に移動するヘリも非常にシャープに撮影することが出来ます。というかヘリカッコよすぎでしょ。
シーサイドパークの小島上空でホバリングし、隊員が降りる準備をしています。撮影の筆者からヘリまでの距離は約250mほどではないでしょうか。これだけ離れていても、このレンズなら余裕で撮影できます。
訓練用のダミー人形と一緒に隊員が降りてきました。
引きで見るとこんな感じ。
こちらは上空でホバリングするヘリと降りてきた隊員が引き揚げの準備をする様子。カメラを大きく振るため、手振れロックは切っています。
一旦下ろしたダミー人形を、今度は要救助者に見立てて引き揚げていきます。この距離でもヘリのホバリングの爆音が凄い。
ヘリの引き揚げの様子を隣の浜で訓練を行っていた隊員の方達も感心しながら見ていました。
風圧で何度か回転しながらも引き揚げられていき…
無事にヘリに収容されていました。端から見ているだけで手に汗握る訓練です。隊員の方の技術力の凄さが伝わってきました。
要救助者を回収したヘリが上空を旋回していきます。
この時気づいたのですが、ヘリ側面の真ん中の窓から隊員の方が地上に手を振ってくれていました。
帰投していくUH-60J。後ろ姿もどこかカッコいい。
ヘリが帰投した後も救助訓練は続きます…が、筆者が暑さにやられてしまったため撮影は終了です。救助訓練が訓練で終わってくれるためにもおっさんはこの辺で退場します。ちょっとヘリには乗ってみたかった。
私たちの安全を守るために、普段からこんな過酷な訓練を行っている人達がいて、いざという時に駆けつけてくれると思うと非常に頼もしい限りですね!
さて、最後に今回使用した機材をちょっとだけおさらいしますね。
今回大活躍してくれたレンズ。マイクロフォーサーズらしい小型・軽量でありながらDual I.S.2・防塵防滴にも対応したフルサイズ換算で600mmにもなる超望遠ズームレンズ。マイクロフォーサーズは被写界深度が深く、動体を撮影する際にもピントが合わせやすいメリットがありますが、このレンズはそれをさらに高い手振れ補正機能で完璧に補完しています。フルサイズの超望遠レンズと比べると驚くほど小さいので携帯性も抜群です。
筆者が愛してやまないカメラ。マイクロフォーサーズにしては少し大きいものの最高クラスの解像力、手振れ補正機能を持ち、いち早く4k60fps動画撮影にも対応した万能カメラ。多くの新型カメラが登場していますが、今でもコスパ最強だと太鼓判を押せるカメラです。上記2つがあれば、野鳥撮影や航空ショーで絶大な威力を発揮することは間違いないでしょう。今年の岩国航空ショー行きたかったよ(泣)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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