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【旅スナップ】X100Vと一緒に松山さんぽ

聖火ランナー

今回は愛媛県の県庁所在地、松山の街をスナップしながらさんぽしてきたというお話。fujifilm X100Vといえばスナップですよね。fujifilmのカメラは日常を映画にしてくれる素敵なカメラ、素敵なフィルムシュミレーション。

今日のルートは大体こんな感じ。松山城の裏門にあたる二之丸史跡庭園入り口から勝山通り(国道11号)を歩き、定番のロープウェー街でランチを食べる。そんなおさんぽコースになってます。

二之丸史跡庭園の石垣
チラッと見えるのは二之丸庭園の石垣と壁

因みに本日はどんよりとした曇り。時折小雨が降っていたので折り畳み傘を下げ、X100Vだけ持って歩いた。X100Vは防塵防滴なので多少の雨なら大丈夫…なハズ。

草むら
その辺の草むら

カメラのフィルムシュミレーションはクラシックネガを使用しました。全体的にコントラストが高く、fujifilmらしい青がかった雰囲気は現実感を消失させ、映画のような世界を見せてくれます。

野草の花に止まった蝶
小さな花に止まった小さな蝶

AFをシングルポイントにしてシャッターを切っただけの写真。目の前の物を正確に書き出しているだけなのに、まるで外国のような遠い世界にすら見える。

県庁脇から二之丸庭園を望む
二之丸庭園の立派な石垣

県庁脇の道路から二之丸庭園を望む。石垣の左端っこの方から歩いてきた。

わたるなの看板
「わたるな」の看板

勝山通り(国道11号)に出た。片側2車線の中央は路面電車が通る。ファミコンでこういうのを避けながら渡るゲームがあったような気がするけど、いのちは1個だけなので絶対しないように。

愛媛県庁
モダンな様式の愛媛県庁

こちらは愛媛県庁。二之丸庭園を撮っていた路地は庁舎のすぐお隣でした。因みに愛媛県庁庁舎は1929年の昭和4年製。誰もが一度は聞いたことがあるであろう2003年の「世界の中心で愛を叫ぶ」で映画デビューを果たしたイケメン

NTTの電波塔
NTTの電波塔

twitterではテレビ塔と紹介しちゃってましたが、これはNTTビルの電波塔でした。モノクロームの雰囲気に紅白のツートンが映える。

ビルの裏玄関
ビルの裏玄関が開いていた

途中、ビルの裏玄関が開いたのでパシャリ。異世界に通じるゲート。

聖火ランナー
県庁前駅での一枚

県庁前に止まった電車を聖火ランナーが追い越してました…なーんてね。こういう事を考えながらスナップ撮ると楽しい。

新しい方の車両
最新の市電車両

ちなみに松山市街を走る伊予鉄道の車両は、この空飛びそうな台形型の新型と、先ほどの写真に写っていた長方形型、この後の写真に出てくるちょっと丸みのあるレトロな車両に、煙を吐きながら疾走する「坊っちゃん列車」の愛称で知られるSLの4種類と、とてもバリエーションに富んでいる。

交差点
植え込みから交差点を望む

歩道の荒れ果てた植え込みが気になったので、写真を撮るついでに前ボケとして活用してみる。無造作に茂った植え込みから覗く風景が異質でよい。

大街道駅前
大街道駅前

松山屈指の商店街であり若者の聖地である大街道。東京で言えば原宿である。なんせかつては大街道の隣にラフォーレ原宿・松山なんていう現地人も混乱する名前の建物があったくらい原宿感が溢れている。原宿に路面電車走ってねーけど。

大街道入り口前を通る電車
大街道入り口前を通る電車

大街道前を通る路面電車。やっぱりこのタイプの車両が一番スキ。色は古い方がレトロで良かったんだけどね。

ロープウェー街
ロープウェー街

大街道の正面に続くロープウェー街。名前の由来はこの先に松山城に続くロープウェーがあるから。件のせいもあって人通りはまばら。

若者の街
松山の原宿というパラドックスの街

松山の原宿と呼ばれる大街道の前だけあって、ロープウェー街も若者に人気の街である。お洒落な飲食店が多いが、競争率も高いのでお店の入れ替わりが激しい。数ヶ月前訪れた時に食べたラーメン屋は無くなっていた。

車井戸
結構古そうなうどん屋さん「車井戸」

お洒落な雰囲気のカフェが並ぶ一角に、突然現れた古い門構えのうどん屋さん。見るからにおっさん(中年)殺しの外観。若者向け商店街の一角で誘蛾灯のように中年を惹きつける不思議なお店である。

車井戸店内
車井戸店内の様子

店内も期待を裏切らない。土曜日にも関わらず、入り口の方の席では中年サラリーマンがうどんを啜っており、入ってしばらくすると紳士風の老人が入ってきてカレーうどんを頼んでいた。

The 昭和、もう大好き。ソーシャルディスタンスを示す椅子の×マークカウンターのビニールだけが時代を物語っていた。こういう無粋なものは来年には無くなって欲しなぁ。

メニュー
味のあるメニュー

カウンターに置かれた木製の手書きメニューも味があってよい。一番高い物で天ざるそばの630円というから驚き。しかもこれ値段を改定した形跡があるから、値上げしてこれなんですもの。もはや松山の良心である。

うどんを盛り付け
うどんを盛り付けする店主

うどんを盛り付けする店主。撮っていいかと聞くと「いいよぉ」と言ってくれた。同年代っぽい女性もカウンターに見えた。ご夫婦で営んでいるのだろうか。

松山名物鍋焼きうどん(600円)

この日は若干暑かったが、筆者が頼んだのは鍋焼きうどん。誰が言い出したのかいつから流行っているのかは知らないが、松山ではちょっと古めのご飯屋さんに行くと大体置いてある定番メニューになっている。

小皿に分けた鍋焼きうどん
小皿に分けた鍋焼きうどん

筆者は猫舌なので、このまま食べるとお口の中が大惨事になってしまうため、小皿にミニうどんを作ってから食べる。出汁が効いた上品なスープにうどんがしっかり煮込まれ、程よく味が染み込んでいて美味しい。

具材も牛肉や厚揚げ、蒲鉾に加えてふんわりトロトロに仕上がった卵がいい味を出している。要らんお世話ではあるが、これで600円なのは経営がちょっと心配になってしまう。今は件の影響で人が減っているから尚更。是非また食べにきたいと思うので、みなさんも松山城にお立ち寄りの際には車井戸の鍋焼きうどんを食べて心をポッカポカにしてみてはいかがだろうか。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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