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FUJIFILM X-S10はどんな人にオススメできる?

x-s10top写真

どうもこんにちは。フモトです。
新しいカメラ欲しい!欲しいようっ!…最近こんなことばっか考えています。カメラの新製品ラッシュ来てますもんね!カメラ好きとしては嬉しい限りですが、残念なことに全部買ってやれるほどお財布に余裕は無いわけで…。

今回発表されたFUJFILM X-S10は小型軽量なボディに握りやすい大型グリップ、ボディ内手振れ補正まで内臓した同メーカーのフラッグシップにも劣らない性能を持ったカメラでありながら、ボディの市場予測価格は同クラスのカメラでは破格のボディ12万円程度になると言われているわけですから、こりゃもう欲しがるなと言う方が無理ってもんですよね。

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っておいおいちょっと待て。時として勢いは大事だが、カメラはそもそも道具であるからこそ、自分に合うカメラかどうか見極めなければいけない。折角なので今回は、このX-S10を参考にこのカメラはどんな人に向いているのかを考えて行きたいと思います。

1. X-S10の性能を見てみよう

X-S10 主要機能一覧

  • 撮像素子 APS-Cセンサー
  • 有効画素数 約2610万画素
  • センサークリーニング あり(圧電素子による超音波方式)
  • ボディ内手ブレ補正搭載 (最大6.0段)
  • 動画時手振れ防止ブーストモード あり
  • 撮影感度 通常ISO 160〜12600(拡張ISO 80〜51200)
  • 連写速度 メカシャッター8コマ/秒、電子シャッター最大30コマ/秒
  • 動画 4K 29.97p / FHD 60p ハイスピード 240p
  • バリアングル液晶
  • 18種類のフィルムシミュレーション
  • 内臓フラッシュ あり(手動ポップアップ式)
  • ファインダー 有機EL 約236万ドット
  • シングルカードスロット
  • 市場予測価格ボディ12万円程度

とまあX-S10の主要機能はこんな感じになっています。いやあ凄いですね、これだけ見ると上位機種のX-T4にも劣らない性能と言いますか。事実このカメラはX-T4の機能を引き継ぎながらも、小型コンパクトにすることをコンセプトに開発されたそうです。X-S10のSはスモールのSなんですって。

さて、機能について特筆すべき部分には黄色のマーキングしました。価格は今回の記事がカメラ選定の検証回という事になるので便宜上入れてます。それでは次の項でX-S10の機能からオススメできる人を考察していますので見ていきましょう!

2. X-S10の性能から見えるオススメできる人について

x-s10

とにかく高機能でコンパクトなX-S10。価格も入門クラス並の僅か12万円台と、一見したところ全ての人に向いているように見えるが実際のところはどうなのだろうか?

というかウチのサイトを見に来てくれている人の中にはカメラ初心者の人が多いと思うので、今回はあらかじめタイプを分類した上で紹介しようと思う。とりあえず良いカメラ買ってみたいけど何したいかまだよくわからんって人もいるだろうしね。わかるよ〜その気持ち。自分も最初はそんな感じだったからね!ではさっそく最もオススメしたい順から行ってみよう!

オススメ度 ★★★★ カメラ初心者だが特別な一枚を撮りたいと思ってる人

x-s10

FUJIFILMのカメラには一種のマジックが存在すると思っている。それはフィルムシミュレーションという色のマジックだ。写真を加工する技術は他社でもカラーフィルターやプリセットという呼び名で数多く存在するが、このフィルムシミュレーションは同列で語れるものではない。

このマジックがどのようなものであるか、それを知ってもらうには実際に体感してもらう他に方法が無いが、もしフィルムシミュレーションを体験すればそれはきっと貴方がこれまで使った事があるどんなものよりも完成度が高く、特別な一枚が出来上がるはずだ。

そしてこのフィルムシミュレーションであるが、この機能はFUJIFILMでは機体毎の特色として使用できる色数が異なっているのに対し、このX-S10では最上位機種のX-T4と同じ18種類が用意されている。まさに余すところ無くFUJIFILMらしさを体験できる機種という訳だ。

オススメ度 ★★★☆ これからVlog & Youtube を始める人

X-S10で自撮り

これからFUJIFILMのカメラでVlogやYoutubeを始めようと思っているお洒落さんには間違いなくX-S10をオススメする。その理由としては大きく3つある。一つは先ほど挙げたフィルムシュミレーションが動画でも使用できること。これにより他者と差をつけたカッコいい映像を仕上げる事ができるようになる。

二つ目はバリアングル液晶であること。自撮りでYoutubeを撮る際にはバリアングル液晶の有無は非常に重要な要素の一つだ。そして三つ目はボディ内手ブレ補正搭載であること。この機能があるなしでは、映像のクオリティは桁違いに変わってくる。またボディ内手振れ補正があることによって撮影できるシチュエーションが大きく広がるため、より自由な動画を撮れるようになる。

オススメ度 ★★☆ ハイアマチュアやストックフォトなど軽い業務で使用したい人

X-S10は軽い

初めてFUJIFILMのカメラを使用するという人には間違いなくオススメできる本機であるが、既に中級機以上のカメラを使用しているハイアマチュアや、ストックフォトなどの軽い業務で使用したいフォトグラファーにとっては一つだけ欠けている機能がある。それは仕様書に書かれていない機能である防塵防滴性能が挙げられる。

近年カメラの性能向上によって防塵防滴のカメラは多く、恩恵を忘れがちになってしまっているが、元来、カメラとは精密機械である。砂や土埃が舞い、時には雨に打たれるような野外撮影を迫られるハイアマチュアや業務フォトグラファーにとっては防塵防滴機能が無いということはちょっと辛いかもしれない。

それでもやっぱり、本体価格12万円台というコストパフォーマンスの高さは侮れないですよね。FUJIFILMのカメラを持っておくことは表現手法を広げる大きな武器になるので、防塵防滴対応機種と併用して2台持ちを検討するのも良いかもしれません。もちろん、お財布に余裕があればX-T4やX-H1と言ったハイエンドモデルを買ってしまうのも良い一手となるだろう。

ちなみに筆者はX-Pro3が欲しくて欲しくてたまりません。新しいカメラ欲しいようっ!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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