こんにちは!フモトです。
先日の10月20日(月)にDJIよりOSMO POCKET2の発表がありました!
実は私、OSMO POCKETのヘビーユーザーでございます。私のYoutubeチャンネルにアップしている動画の9割はOSMO POCKETで撮影したものですし、アクセサリーもほぼ全て揃えています!
そんなヘビーユーザーの私が感じた今回のOSMO POCKET2は初代と何が変わったのか、OSMO POCKET2はどういう人に向いているのか、考察をさせていただきたいと思います!それでは行ってみよう!
以下目次
- OSMO POCKET2の基本スペック
- OSMO POCKET2の進化したポイント
- OSMO POCKET2はどういう人に向いている?
目次
1. OSMO POCKET2のスペック
それではDJI OSMO POCKET2の主要なスペックを見てみよう。
サイズ | 124.7×38.1×30 mm | |
重量 | 117 g | |
ジンバル | 3軸 | |
センサー | 1/1.7インチ CMOS 有効画素数:64 MP | |
レンズ | F1.8 焦点距離:20 mm(35mm判換算) | |
ISO感度 | 静止画:100~6400 (16 MP)、100~3200 (64 MP) 動画: 100~6400 スローモーション:100~3200 | |
最大静止画サイズ | 9216×6912 ピクセル | |
静止画モード | シングルショット:16 MP、64 MP カウントダウン:3、5、7 秒 パノラマ:3×3、180° | |
動画解像度 | 4K Ultra HD: 3840×2160 @ 24/25/30/48/50/60fps 2.7K: 2720×1530 @ 24/25/30/48/50/60fps FHD: 1920×1080 @ 24/25/30/48/50/60fps | |
HDR動画解像度 | 2.7K: 2720×1530 @ 24/25/30fps FHD: 1920×1080 @ 24/25/30fps | |
動画モード | 動画 HDR 動画 タイムラプス モーションラプス ハイパーラプス | |
スローモーション | 1080p/120fps(4倍使用時) 1080p/240fps(8倍使用時) | |
駆動時間 | 140分 |
とまあこんな感じになっている。分かりやすいように初代OSMO POCKETから目立って進化しているポイントを黄色でマーキングしている。こう見ると「あれ?そんなに変わってない?」と思う方もいるかもしれない。
センサーサイズが変わったことは勿論大きな変化だが、外見上の違いがほとんど無いので分かり難いという方もいるはず。次の項目でその大きな違いについてご説明しよう!
2. OSMO POCKET2の進化したポイント
ここからが重要!初代OSMO POCKETとOSMO POCKET2の大きな違いは、実はボディ性能だけではありません。筆者が驚いた衝撃の進化を知って欲しい!
先にも触れた通り、初代OSMO POCKETは1/2.3型センサー(6.2mm × 4.7mm)を採用していたが、今回はちょっと大きな新型1/1.7型センサーが(7.5mm × 5.6mm)が採用された。これにより有効画素数は初代OSMO POCKETが1200万画素に対して、OSMO POCKET2では5倍以上の6400万画素となり、高精細な静止画が撮影できるようになった。
また、センサーサイズが大きくなったことによる影響はそれだけではない。高感度耐性が初代OSMO POCKETのISO100〜3200に対して、OSMO POCKET2は2倍のISO100〜6400になった。もともと初代OSMO POCKETの時代から同サイズ帯のアクションカムと比べて画質面で優れており、暗い場所も綺麗に撮れると定評があったのだが、この進化によってさらに1段飛躍したことになる。
精彩な発色を可能にする最大2.7KのHDR動画や、最大8倍FHDスローモーション映像撮影も可能になり、映像処理能力が飛躍的に向上した。ちなみに初代でよく問題として取り上げられていた画角の狭さについても、2から焦点距離が20mm(初代26mm)に広がったことで改善されている。
パッと見の外見上では全く違いは無いが、中身は全く別物と言っても過言ではないなぁ…これは初代持ってる私も欲しい。
ボディ以外の大きな進化として、OSMO POCKET2専用のアクセサリーには、初代を使用していた人にはわかるような改善されたポイントが多く存在している。例えば新しく追加されたDo-It-AllハンドルにはオーディオジャックとWi-Fi&Bluetoothモジュールに三脚マウント、オーディオスピーカーという4つの機能が含まれているが、初代ではそれぞれの機能毎にアクセサリーが別れているため、同時に使用する事ができなかった。
また、オーディオスピーカーに至ってはOSMO POCKET2より追加された新しい機能になるため、これら4つの機能を一つのアクセサリーかつワンタッチで接続できるようになったメリットは非常に大きい。
そして今回筆者が一番驚いた外部アクセサリーは、このワイヤレスマイクだ。初代OSMO POCKETのマイク性能は非常に高かったが、これには唯一欠点があった。それはマイク穴が本体に付いている関係上、OSMO POCKETを操作したり持ち直したりするだけで、本体と手が擦れ合うノイズを拾ってしまっていたのだ。
筆者は初代OSMO POCKETを使って10本以上の歩き動画を撮影していたため、この問題に常に悩まされる事が多くあった。ノイズを拾わないよう外部マイクを接続して工夫してみたものの、OSMO POCKETと相性が悪く接続できなかったり、やっと繋げたと思っても本体マイクの方が音声が綺麗だったりと、最終的に思ったような効果を得られる事ができなかった。
それが今回はなんと純正で、しかも風切り対策のウインドジャマー付きワイヤレスマイクという至れり尽くせり状態である。通常盤ですら初代には無かったミニ操作スティックが同梱されており、コンボともなればDo-It-Allハンドルやワイヤレスマイクも含まれ、果ては更に画角を広げられる広角レンズまでセットになっている。これではコンボ以外に選択肢が無いようにすら思えるんですけど…。
3. OSMO POCKET2はどういう人に向いている?
さて、OSMO POCKET2の進化と機能についてはこの辺にしておくとして、OSMO POCKET2はどういった人に向いているかと言えば、これはもう間違いないくVloggerやYoutuber向けなのではないかと思う。
特にOSMO POCKETはテーブル撮影で非常に重宝する。筆者がYoutube撮影でよくやっていたのだが、OSMO POCKETは単体で直立する特性があるため、水平な場所では三脚すら必要とせず、またそのコンパクトさと特殊な形状によって威圧感も感じさせないため、スマートフォンからカメラを自分の方だけに向くよう画角を調整すれば周囲に迷惑をかけることなく撮影することだってできる。
そして今回追加されたワイヤレスマイクのコンボ同梱は流石にダメ押しの一撃としては大きかった。コンボ買ったらYoutubeの動画撮影に必要な道具一式が揃っちゃうわけなんだから。これからVlogやYoutubeを始めようと思っている人は、是非検討されてみてはいかがだろうか。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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