こんにちは。フモトです。
今回は私が先日観た映画の話をします。
みなさんは映画、観てますか?写真や映像を撮っている人は映画好きという勝手な偏見がありますが、実際のところはみんな好き?嫌い?
まぁ、そんな答えはどうでもいいとして、
みなさんは仕事を楽しんでいますか?
私生活は充実していますか?
子供の頃の夢を覚えていますか?
そしてそれは今、実現できましたか?
あー、書いてて胸が痛い。誰やこんなこと書かせたやつは…
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自分だったわ(涙
子供の頃から抱いていた夢は退屈で忙しい現実に押し流され、いつの間にか泡沫のように消えていく。そんな人生山あり谷あり経験豊富なアラウンドフォーティーン達に捧ぐ。そう、本日ご紹介する映画はこちらっ!
LIFE! / ライフ
私が観たのは今回で4回目。最初に観たのは映画館だったかな。NetflixやAmazonPrimeVideoで無料公開中にも観ましたし、つい先日、またAmazonPrimeVideoでレンタルして観てしまいました。それくらい好きな映画なんですよ!
ちなみに、この映画のタイトルにもなっている「LIFE」とは、アメリカで1936年〜2007年まで刊行された実在する雑誌が元になっています。
LIFE紙は、写真を中心に構成されたグラフ雑誌と呼ばれるものです。誌面は撮影から記事、レイアウトまでを一貫させた「フォト・エッセイ」と称する当時としてはとても革新的な編集スタイルで作成されました。1945年には太平洋戦争終結時に戦勝に湧くタイムズスクウェアで、アルフレッド・アイゼンスタットによって撮影された最も有名な写真「勝利のキス」を掲載するなど、フォトジャーナリズムの歴史に大きな影響をもたらす重要な存在でもありました。
そんな伝説的なLIFE紙には、このような社訓があります。
この社訓は劇中でも紹介されますが、その内容に私は非常に胸を打たれました。
"TO SEE THE WORLD,
THINGS DANGEROUS TO COME TO,
TO SEE BEHIND WALLS,
TO DRAW CLOSER,
TO FIND EACH OTHER AND TO FEEL.
THAT IS THE PURPOSE OF LIFE."
"世界を見よう
危険でも立ち向かおう
壁の裏側をのぞこう
もっと近づこう
お互いを知ろうそして感じよう
それが人生の目的だから"
人生に挫折に挫折を重ね、石橋を叩き割り、匍匐前進で安全地帯を渡り歩いてきたアラフォーおっさんとしては「胸を打たれる」と言うよりは「胸を撃たれて象に踏まれる」ほどの衝撃だったといいますか、とにかくこの言葉は私の心を鷲掴みにしました。こう…もうね…むんずっ!というかギュッ!っていうか…んもうボキャブラリーとオツムが足りない!
さて、肝心の映画は2013年公開、7年前の映画なのでご存知の方も多いとは思いますが、もしまだ観てないよって方がいらっしゃれば是非この後もお付き合いくださいませ。それではストーリーから行ってみよう!
LIFE! / ライフのストーリー
ウォルター・ミティはLIFE誌の写真管理部門で働いている。長い歴史を持つこの雑誌も廃刊が決まり、最終号の準備に追われる日々。年がら年じゅうデスクでフィルムを相手にしているウォルターは、自分の人生が日々同じことの繰り返しだと感じている。
映画LIFE! より
ここまでの話は何やら中年の危機のような、冴えないおっさんの話。毎日自分の仕事をこつこつと捌くだけの人生、同じことの繰り返し…うーん、どこか共感できる話ではありませんか!これはまさにおっさんの私!唯一違うことと言えばウォルターがベン・スティラーという事ぐらいでしょうか…
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……って唯一の部分が黄金と金の最中ほど違うわちくしょうっ!
ちなみにベン・スティラーは今作主演俳優兼監督という超才色兼備。なんだコイツ、さっきまでの共感を返せ。
そんな時、彼は空想の中に入り込む。その中では、横暴な上司と激しくバトルしたり、極地を旅する冒険家になったりと変幻自在。けれども現実に立ち返ると、空想とのギャップに疲れるばかり。
映画LIFE! ストーリー より
ベン・スティラーはさておきウォルターはただのおっさん。そう、彼こそ我々おっさんの代表、愛すべき我々の分身なのである。人と話している最中に夢の国へトリップしたり、上司の説教中に妄想内でボコボコにしたりと私も思い当たり過ぎて胸がキュンキュンしちゃう。これが初恋なのかしら?
そんなウォルターの身に大事件が起きる。最終号の表紙を飾る写真がどうしても見つからない。運悪く、撮影した写真家は世界を放浪しながら写真を送ってくるのが常で、今も世界のどこにいるのか判らない。はからずもウォルターは写真家に会うために現実の冒険をすることに…。
映画LIFE! ストーリー より
かくしてたった1枚のフィルム(写真)を巡り、世界を股にかけた冒険の旅に出ることになったウォルター。彼の背中を押したのは密かに恋心を寄せていた優しい同僚と、彼がプライドを持って16年間勤め上げたLIFE紙の社訓だったーーーー
"世界を見よう
危険でも立ち向かおう
壁の裏側をのぞこう
もっと近づこう
お互いを知ろうそして感じよう
それが人生の目的だから"
いかがでしたでしょうか。このストーリーにこの社訓…貴方の胸に、今グッとくるモノがありませんか?もし何かを感じたのであれば、是非この作品を手に取ってみてください。きっと貴方の大事な一歩を応援してくれる一作になるかもしれませんよ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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