どうもこんにちは、フモトです。
ストックフォトについては前回の記事から少し空いてしまってすみません。初心者向けの記事なので、もうちょっとテンポよく配信できればと思ったのですが、なんせ筆者の体たらくっぷりはインド人もビックリなレベル。賢明なみなさまは既に登録したし、なんなら登録審査も通過したよって方もいらっしゃるんじゃないかな。そもそもストックフォトってなんやねんって人は、以下の記事から読んでください。
今回はそんなデキる人にも、まだこれからだよって人にも役に立つ、ストックフォトの審査についてお話していきたいと思います。それでは行ってみよう!
以下目次
- ストックフォトの審査とは?
- 作品登録は何をするの?
- 作品審査について
- 審査に落ちないためのポイント
- まとめ
目次
1.ストックフォトの審査とは?
ストックフォトには、主に2つの審査が存在します。それはコントリビューター(投稿者)審査と、作品審査の2つです。コントリビューター審査は入会時に1度のみ、作品審査は都度行う必要があります。因みに、コントリビューター審査は、ほとんどのストックフォトサービスでは作品のクオリティで合否が判断されますので、まずは「とっておき」の写真を提出するといいでしょう。サービスによってはコントリビューター審査がなく、作品審査しかないケースもあるようです。
2.作品登録は何をするの?
最初のコントリビューターに受かったら、次は本番となる作品登録を行います。作品登録では、主に以下のような情報を登録していきます。
良い例:ルリシジミと赤のアジサイ
悪い例:6月の晴れた日の出来事、赤い紫陽花の上に蝶が止まっているのを見...
作品タイトルはシンプル過ぎてもいけませんが、細かく複雑になり過ぎてもいけません。上記のように、作品の内容が客観的で分かり易くなるようにしましょう。
上記写真のタグ例:水風船、風船、屋台、夏祭り、カラフル、水面、ゴム…など
作品のタグもタイトルと同様に客観的に付けるようにしましょう。ストックフォトサービスによっては、タグの重要度が付けた順番によって決まるケースもあるので、一番写真に関連していると思うタグから付けていくと良いでしょう。サービスによって付けられるタグ数はまちまちですが、購入者の検索にひっかけるための重要な要素なので、少なくても1枚10〜20個は付けるようにしましょう。
カテゴリー(テーマ)はサービス毎に決まっています。なお、サービス毎にカテゴリーの纏め方が異なる場合があるので注意しましょう。また、上記の写真であれば「自然」「風景」「植物」などのカテゴリーがあると悩んでしまいますよね。そういう時はこの写真を自分が買うとすればどんなカテゴリーで探すか考えてみるのも良いでしょう。
サービスによっては稀に「写真説明」などの本文を求められるケースもありますが、ほとんどの場合これら3つの情報があれば作品登録することができます。あらかじめExcelなどで写真リストを作成しておけば、ストックフォトサービスの掛け持ちをする場合に、登録作業が大変楽になるのでオススメですよ。またサービスによってはこれらのリストをcsvファイルにして一括登録できる場合もあります。
3.作品審査について
登録が終わったら、次は作品審査です。ほとんどのストックフォトサービスでは1週間〜2週間程度かかり、審査通過した作品は自動的に販売が始まります。因みに筆者は初めての審査で8割落とされたこともありますが、次のポイントさえ抑えておけば8割の作品を審査通過できるので、是非チェックしてみてください。
4.審査に落ちないためのポイント
審査の厳しさはストックフォトサービス毎に若干の違いはありますが、実質チェックされているポイントはほぼ同じです。主なポイントは以下
- 肖像権(関連:顔、名前、ナンバーなど)を侵害していないか
- 商標権(関連:看板、ロゴ、会社・商品名など)を侵害していないか
- 知的財産権・著作権(関連:キャラクター、イラストなど)を侵害していないか
- ノイズがないか
- カラーバランスが崩れていないか
- 被写体にピントがしっかり合っているか
- 過去に自分が投稿した作品の構図と重複していないか
実際にはこれ以外にも沢山注意するポイントはありますが、ほとんどのケースで審査落ちする理由はこれらに該当します。特に筆者の経験上、初心者の間はノイズとカラーバランス(色合いや彩度のいじり過ぎ)で落とされるケースが多いようなので気をつけてみてください。
5.まとめ
今回はあくまでストックフォト審査の初級編。審査基準は大変深いので、特にみなさんが気になっている「審査のポイント」については次回の記事で更に深く掘り下げていければと思います。
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう!