ストックフォト記事強化月間開催中

【地獄の窯の蓋が開く】PIXTAが11月から動画定額制を導入

hell

いよいよこの時がきてしまいました…。
PIXTAが11月から動画定額制を導入するそうです。写真の定額販売が主流になってからストックフォト業界の価格競争は収まる兆しもなく、唯一の防波堤であり多くのコントリビューター(投稿者)の主たる収入源になっていた動画コンテンツ。どこかはやるだろうと思っていましたが、まさか日本のPIXTAが先駆けになるとは思いませんでした。

PIXTA会員の方には既にメールで詳細が飛んでいると思いますので、今回は内容のおさらいと、コントリビューターへの影響などを考察してみたいと思います。

以下目次

  1. 動画定額制のコミッション(報酬)についておさらい
  2. 動画定額制にしたら売り上げが上がる?下がる?
  3. 動画定額制による考えられる影響
  4. 今後、コントリビューターがやるべきこと

1.動画定額制のコミッション(報酬)についておさらい

フィルム

11月からの動画定額制について発表されている価格とコミッションについて見ていこう。


プラン販売価格(シングルプラン)(単位:円)

更新期間 更新期間 年間税込 月間税込 1点あたり税込
月3点プラン 月々更新 178,200 14,850 4,950
年間更新 118,800 9,900 3,300
月10点プラン 月々更新 514,800 42,900 4,290
年間更新 297,000 24,750 2,475
月20点プラン 月々更新 950,400 79,200 3,960
年間更新 475,200 39,600 1,980


プラン販売価格(複数名向けプラン)(単位:円)

更新期間 更新期間 年間税込 月間税込 1点あたり税込
月3点プラン 月々更新 通常プランとしての販売はなし
年間更新
月10点プラン 月々更新 594,000 49,500 4,950
年間更新 316,800 26,400 2,640
月20点プラン 月々更新 1,029,600 85,800 4,290
年間更新 506,880 42,240 2,112
シングルプランと複数名向けプランについて

本来は一人一つのプラン契約の必要があるところ、複数名で一つのアカウントを使用することができる法人向けプランのようなもの。複数名向けプランは若干価格が高い代わりに月々ダウンロードできる枚数の持ち越しやライセンス面で優遇されている。


動画定額制販売のコミッション

  DL点数20点/月以下 DL点数21点/月以上
通常 40% 1ダウンロード:7.2クレジット
独占販売設定 50% 1ダウンロード:7.29.0クレジット

新規に設定される動画定額制のロイヤリティは上記のようになっている。通常40%で換算した場合、1点あたりコミッションは1980円〜720円になるようだ。

2.動画定額制にしたら売り上げが上がる?下がる?

お札を燃やす

これは正直判断が難しいところ。筆者の場合、PIXTAでは566点を販売しており、今年度の動画の売り上げは4点のみだが単価は10〜36クレジットと高く、110クレジット(11000円)を売り上げている。これを新しい定額プランで単純計算した場合、1980円のプランの場合は6点720円の場合は16点売り上げる必要がある。もし今後定額制が主流となれば当然最安値がメインになるだろうから、かなり苦戦することは間違いない。

定額制で潜在需要を掘り起こせる可能性

pixtaの管理画面

ただ、全く希望がないわけではない。定額制ユーザーは高額な月額契約を交わしている以上、ダウンロード数が無駄になってしまわないようどんな素材でもとりあえずダウンロードするようになるだろう。上記の画面は筆者の管理画面の一部であるが、動画のダウンロード数は少ないものの、アクセス数は写真と比べ格段に多い。これらの数字が表すのは、買おうと思って辞めてしまっていた潜在需要がある可能性を示しているのではないだろうか。

3.動画定額制による考えられる影響

波紋

先の潜在需要の件もあるので、希望を持った話として終われれば良いが実はそうも言っていられない。なぜなら、今回の定額制開始により他社が同調して追随する流れは必ず起きると予測できる。筆者が最も懸念しているのは、業界最大手のShutterStock。こちらは既にキャンペーンという名目でWixというブログサービスでの使用限定ではあるが、1点あたりのコミッションが50セント(50円)という狂った金額で提供を初めている。

写真と比べ機材や編集に格段の手間と費用がかかる動画が、万が一この金額で定着してしまったらコントリビューターにとっては冬を通り越した氷河期の到来となってしまう。そうならないことを祈るばかりである。

4.今後、コントリビューターがやるべきこと

希望の光

定額制の流れはもはや変えようが無く、今後主流になってしまうのは時間の問題であるが、嘆いてばかりもいられない。この逆境のなかで私たちができることは二つある。それはこれまで通り、安易に身売りせず素材の価値を守る事と、素材を提供する側から、素材を利用したコンテンツを提供する側になることだと筆者は考えている。自分たちが販売している写真や動画は一体何に使われているのかイメージできれば、素材そのものを自由に作成し使用できる私たちの能力は大変な強みになるだろう。

さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか。
もし気に入っていただけましたら、以下のボタンを押して応援いただけますと筆者が喜びます。ではまた次の記事でお会いしましょう!

ブログランキング・にほんブログ村へ

2 COMMENTS

kazoo

本業が忙しくて、pixtaへの動画クリエイター審査の申し込みサボってましたが、、、この記事を読み急いでやりました笑。あとAdobeの方にも。

でも、なるほど定額制は諸刃の剣というか、需要を掘り起こせるかもしれないし、売り上げ的にはより厳しくもなるかもなんですね。。。

とにもかくにも、初心者の自分にとってはR6で動画も写真もバンバン撮りまくるしかないですが

返信する
フモト

こんにちは。本業お疲れ様です。
pixtaで発表された定額制の金額を見る限り、そこまで深刻な報酬減には繋がらなさそうに見えますが、問題はその後の業界全体への影響でしょうね。
R6楽しみですね!不安になっててもしょうがないですから、その調子でガンガン行きましょう!

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です